錦織は全仏オープン8強で散る…松岡修造はメンタル面をダメ出し

・高い高い「アンディ・マレー」という壁
7日テニスの全仏オープンは男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク9位の錦織圭は同1位のアンディ・マレーと対戦。この試合、錦織は最初のセットこそ6-2で奪ったものの、その後1-6、6-7、1-6と3セット連取され、日本男子84年ぶりのベスト4進出の夢はついえた。

第一セットは軽快なフットワークで好調ぶりがうかがえた。力強く精度の高いショットでマレーを全くと言っていいほど寄せ付けなかった。しかし、第二セットのよもやのハプニングで展開は一変する。
40-40のシーンで、主審のラモス氏がマレーに対して時間のかけ過ぎで二回警告。これによりセカンドサーブとなったが、マレーは判定に納得ができず、「なぜなんだ!」と激怒。さらにマレーは主審から、「すべてのポイントでオーバータイムだ」と指摘された。

マレーは、この主審との一連のやり取りの後、吹っ切れたかのようにここまで鳴りを潜めていた闘争心がむき出しになる。世界一位の、手に取るようにわかるピリピリとした「圧力」を受けた錦織は、何でもないようなセカンドサーブのレシーブをアウトしてしまい、その後も集中力を欠き小さなミスを連発してしまう。

第二セットを奪われた錦織は奮起してなんとか第三セットでタイブレークに持ち込むも、一ポイントも取ることができずに第三セットも落とし、そのまま最後まで流れを手繰り寄せることはできなかった。

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・松岡氏はメンタル面が敗因と指摘
これでマレーとのこれまでの対戦成績は2勝9敗となった。最後は王者の気迫を受けてあからさまにひるんでしまった錦織は、またもラケットをコートに叩きつけて悔しさを露わにしてしまった。いかにグランドスラムを勝ち抜くことが至難の業であるかということを、精神面、体力面を持ってして痛感させられたこの試合。
錦織は試合後、「一番悔いが残るのはやはりタイブレーク。ダブルフォートがあったり、勿体無いミスを連発してしまった」と悔やんだ。

長年期待され続けているグランドスラムの制覇の夢、いったいいつになったら手が届くのか。この試合WOWOWで解説を務めた松岡修造氏も、「今の状態のメンタルなら、グランドスラム制覇は絶対にありえないだろう」と、珍しく手厳しい一言を放ったのが印象的だ。

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