銅メダルのボルト「スタートが僕を殺した」真っ先にライバルガトリンを祝福

・ボルト、有終の美を飾ることできず…
現地時間5日ロンドン競技場で、世界陸上男子100メートル決勝戦が行われた。既にこの大会後に引退することを表明している絶対的王者ウサイン・ボルトは、9秒95とタイムが振るわずまさかの3位に終わった。最速伝説の最後に、有終の美を飾ることができなかった。

トップ2はアメリカ勢が独占。まず2004年アテネオリンピック、2005年世界陸上ヘルシンキ大会の金メダリスト、ジャスティン・ガトリンが9秒92で同大会12年ぶりに栄冠を手にした。続いて今季最高タイムを保持する21歳の新鋭クリスチャン・コールマンが9秒92で続いた。

「人類最速の男」が最後は必至で走っていた。最初にリードしたのはコールマンで、彼をボルト、ガトリンが猛追するという格好になったこのレース。
スタートはいつもながらに出遅れたボルトだったが、中盤からラストにかけての圧倒的な伸びが今大会ではみられず、最後は思い切りを胸を突き出す形でからがら銅メダルを手にしたというレースだった。

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・最後はトラックに別れのキス
ボルトはレース後、「このスタジアムは素晴らしかった。観客に感謝したい」と語った。今大会200メートルにはエントリーしていないため、このレースが個人種目のラストランとなったわけだが、ボルトはレース後ロンドン競技場を一周し、オーディエンスの歓声にこたえ続けた。一周した後トラックのゴール付近へ祈りをささげて、別れのキスをした。そして最後にボルトポーズを繰り出した。

敗因はやはりスタートだった。反応タイムは8人中7番目となる0秒183で、スタート直後からコールマンやガトリンより明らかに出遅れた。ボルトも、「スタートが私を殺した。予選を勝ち進むにつれ改善されていくと思ったが最後まで駄目だった。」とこの瞬間だけは落胆の表情を浮かべた。

残すは400メートルリレーのみ。最後に12個目の金メダルを獲得し、有終の美を飾ることができるだろうか…。

また、今大会予選を通じて手洗い歓迎を受けてきた王者ガトリンは、「自分のやるべきことをした。自分のことを応援してくれる人はここにもいた。ボルトはまず僕に祝福してくれた。自分に対するブーイングも不当なものだと言ってくれた。」と振り返った。2012年のロンドンオリンピックから続いたこの両者のライバル関係も今大会で終わりなのかと思うとやはり物悲しい。

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