絶対的王者内村航平が無念の負傷棄権 世界体操7連覇潰える

・内村に襲い掛かった思わぬアクシデント
絶対的王者に思わぬアクシデント。現地時間2日、カナダモントリオールで開幕した世界体操。第一日目から、個人総合予選に登場した内村航平。前人未到の個人総合7連覇を目指していた「キング内村」だが、まさかの負傷棄権となってしまった。

2種目目の跳馬の着地に失敗した内村は、競技終了後顔をゆがませながらマットに倒れ込んだ。今シーズンから始めてプログラムに組み込んだ大技「リ・シャオペン」を決めて会場を沸かせたが、着地時に左足が悲鳴を上げた。

この時点では即棄権という決断に至らず、第3種目の平行棒で演技続行。しかしながら、一度負傷してしまった足では着地時に踏ん張ることができず、結局続く第4種目の鉄棒を前に棄権した。内村は棄権後、「技自体は成功させて怪我をしたのだから、何とも言えない。怪我をするということは、まだまだ下手なのかな」と淡々と振り返った。

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2008年から同種目で負け知らずの内村は、常人離れしたポテンシャルをまざまざと発揮し、ここまで世界選手権6連覇を達成してきた。2012年のロンドンオリンピック、2016年のリオデジャネイロオリンピックを合わせれば、実に8大会連続で世界大会を制してきたことになる。世界選手権7連覇の夢はここで潰えてしまったが、またなんとか国際舞台に戻ってきてほしい。
得意種目である鉄棒等に絞って、いわゆる種目別の「スペシャリスト」へと路線を変更するという選択肢も頭の中にあるかもしれない。とりわけ、2020年の東京オリンピックで彼の活躍を見たい。

今回の負傷棄権を受けて日本体操協会の水鳥寿思強化本部長も、「今回はすごく残念だったけど、改めてこれまで積み上げてきたことはすごい大きなものだと思う。」と語った。

内村自身は、「違うかたちで東京五輪までやってもいいのかもしれないけど、個人的にそれは逃げの選択のような気もしている。次に試合に出るときは、今よりもっと強い状態で出られたらなと思う」と最後にあくまで総合での東京五輪出場を目指す志の強さをみせた。

尚、同種目白井健三が予選4位で決勝進出を決めている。内村の後継者の呼び声高い白井は、内村の雪辱を晴らすことができるだろうか。総合初のメダル獲得に期待が高まる。

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