ベルダスコを破った錦織の次なる相手は天敵マレー 錦織に勝機はあるか?

・ベルダスコに逆転勝ちし準々決勝へ
全仏オープン男子シングルス4回戦で、世界ランキング9位の錦織圭は、同ランキング37位のフェルナンド・ベルダスコ相手に0―6、6―4、6―4、6―0と逆転勝ちをおさめた。この結果、錦織にとって2年ぶりのベスト8進出となり、同ランキング1位のアンディ・マレーとの準々決勝へ駒を進めた。

第一セットを0-6で落とし、開始当初は怪我が懸念されたが、そこから少しずつ調子を上げていき、最後は逆に6-0でセットを奪ってランキングトップ10の底力を見せつけた。錦織は、「試合中、少しでも深く返そうと意識していたら、次第にボールがラケットに乗る感覚が戻り、勝利することができた」と清々しい表情で試合を振り返る。

次の準々決勝は、トーナメントの最大の山場とも言えるマレー戦だ。錦織自身相性もあまり良くなく、通算成績は2勝8敗と大きく負け越している。がしかし、現在世界ランキング上でこそジョコビッチを交わして世界一位となっている彼だが、実は今シーズンそこまで調子が良い訳ではない。

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・今季のマレーは絶不調?
マスターズ大会において、初戦敗退を2度経験した上、ツアー優勝は一回にとどまっている。明らかに昨年までの勢いから見劣りする戦績だ。日本テニス協会幹部が、「今年のマレーはクレーで成績を残せていない」と語るように、赤土のコートではほとんど結果を残せていないのだ。ちなみに、前年度は14試合を戦い、内2回しか敗れていない。

一方で今年は全仏前に4大会に出場し、9試合でたったの5勝しかできていないという散々な状況だ。今回多くの関係者がラファエル・ナダルを優勝候補筆頭としているのはそうした側面あってのこと。世界ランキング2位のノバク・ジョコビッチに至っても、今となっては全盛期の他を寄せ付けない圧倒的なパワーは見られず、若手の突き上げが著しい。

こうした状況だからこそ、錦織にも十分勝算があるのではないだろうか。ちなみに、マレーは三回戦で世界ランキング30位のフアンマルティン・デルポトロをストレートで退けているが、同じく本調子とは程遠いデルポトロとの一戦はあまり参考にならない。一方でコンディション面、故障の再発といったリスクを抱える錦織も満身創痍であることは確かだ。

準々決勝で天敵マレーを破り、日本男子84年ぶりの全仏4強なるか?

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