オープン化以降初の3回戦でのアジア人対決となった試合の行方は…?

・第三セットから一気に巻き返したチョン
全仏オープンの大会7日目、男子シングルス3回戦で、第8シードの錦織圭が韓国の新鋭チョン・ヒョンと激突。
「長丁場になるかもしれない」という戦前の錦織の予想通り、チョン・ヒョンとの試合は立ち上がりから非常にタフなものになった。

第一セットは相手にセットポイントを握られるもなんとか凌いで7-5で先取。続く第二セット、2回戦のシャルディー戦で違和感を感じていた右手首に問題が生じたように見えるも、錦織が6-4で接戦を制する。

2-0で迎えた第三セット、ここから一気に畳みかけて試合を終わらせるかのように思えた錦織だったが、相手のバックハンドの「ダウン・ザ・ライン」に終始苦しめられ、このセットを落とす。

続く第4セットもチョンの勢いが止まらず、錦織のサービスゲームでのブレークに2回成功し、3-0とリードを奪う。いら立ちを抑えきれない錦織は、めずらしくラケットをコートにたたきつける場面も見られたが、ここで錦織にとって「恵みの雨」とも言えるような豪雨が突如コートを襲う。これにより試合は中断となり、結局この日再開のめどが立たないまま試合は延期となった。

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・一夜またいで冷静さを取り戻すことができるか
試合は今日第四セットの0-3のスコアから再開される。錦織は完全にいつもの落ち着きを失っていただけに、負の流れを断ち切れたという意味でかなり運が良かったといえるのではないだろうか。一方チョンからしてみると、一気にゲームをひっくり返すチャンスだっただけに非常に悔いが残る中断となった。

錦織は今大会で7度目となる全仏オープンで、自己最高成績は2014年のベスト8。昨年は4回戦でフランスのガスケを相手に4-6 2-6 6-4 2-6で散っている。
一方韓国の21歳チョンは、今回アメリカのクエリー、ウズベキスタンのイストミンを下して初めでグランドスラムで2回戦突破。

ちなみに、グランドスラム大会の3回戦以降でアジア人プレイヤーが激突したことはこれまでになく、オープン化以降初のアジア対決となっている。また、チョンは過去にランキングトップ10のプレイヤーと6度対戦しているが、いずれも勝利していない。
二年前には「ATPツアーでもっとも成長したプレイヤー」に選出されていたチョン、一晩たった今日、どのようなプレーを見せるのだろうか。昨日のプレーを見る限り、番狂わせも大いにあり得るだろう。日本人としては、錦織の持ち前の踏ん張りに期待したいところだが…。

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